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書名 長赤水先生肖像と大日本史地理誌篇原稿 / チョウ セキスイ センセイ ショウゾウ ト ダイニホンシ チリシヘン ゲンコウ
著者名 立原 杏所原画 / タチハラ,キヨウシヨ
長久保 赤水著 / ナガクボ,セキスイ
木村 謙賛 / キムラ,ケン
出版事項 〔水戸〕 : 立原杏所 , 〔製作年不明〕
形態 1軸 ; 27×46cm
注記 長久保赤水肖像(杏所画)1枚と,大日本史原稿(長久保赤水手稿)1枚を合わせて軸装
箱入り ; 元杉田雨人堂蔵
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分類番号 289.1
件名 長久保 赤水 , 大日本史
資料番号/請求記号 001051192241 / W-097-248 
解説

 立原甚太郎(のち杏所・画家・水戸の立原(スイケン)の長男)が14歳のとき翠軒宅で描いた長久保赤水の肖像画である。賛は水戸藩医木村謙。更に本史料には赤水自筆の大日本史原稿が付けられている。
 長久保赤水(1717〜1801)は名を玄珠(はるたか)といい、水戸藩の地理学者で、日本で最初の経線を記入した日本地図『改正日本輿地路程全図』を編集した人物である。画を描いた立原杏所(1785〜1840)は水戸生まれの南画家である。
 賛には「寡欲色を避く人もって愚となす。読書色を求む、予もって儒となす。」
とある。
 赤水自筆の原稿には、文中所々を塗沫訂正してあるのが見受けられ、いかに赤水がこの稿に苦心しているかが推定される。

画像リンク 画像ファイル(Sid形式) (1728KB) / 画像ファイル(Jpeg形式) (2634KB)
関連リンク 茨城の先人たち 長久保赤水

※原本は、茨城県立歴史館で保管

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