茨城県立図書館デジタルライブラリー
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書名 | 佐々十竹先生尺牘 / サッサ ジッチク センセイ セキトク |
著者名 | 佐々 介三郎著 / サッサ,スケサブロウ |
出版事項 | 〔製作地不明〕 : 佐々介三郎 , 〔製作年不明〕 |
形態 | 1軸 ; 56cm |
注記 | 軸装,箱入り ; 箱書き(側面):佐々介三郎(十竹)安藤抱琴宛尺牘 ; 付:楷書解説原稿 |
分類番号 | 289.1 |
件名 | 佐々 宗淳 ; 安藤 為実 |
資料番号/請求記号 | 001051355236 / W-092.8-221 |
解説 | 佐々宗淳(さっさ,むねきよ 1640〜1698)は徳川光圀に仕え『大日本史』の編纂を行った史学者で、通称を介三郎、号を十竹と称した。テレビドラマ『水戸黄門』の佐々木助三郎のモデルとされている。本史料は佐々宗淳が安藤抱琴(ほうきん 1654〜1717)に宛てた書簡である。安藤抱琴は名を為実(ためざね)、素軒と号し、彼も光圀に招かれ『礼儀類典』の編纂を行った。 本史料には以下のことが書かれている。(出典『亀岡市文化資料館第三二回企画展 ”国学者 安藤一族とその業績”』) --------------- 神官ノ類也 地下ニ而叙爵仕候もの著用ノ狩衣 之事地紋有之物ハ勿論、 著用罷成申ましく候、地ハ精 好ナトニ而仕候而も可然哉、精好 ニテ無紋ニ仕、いろハ萌黄 或ハ紺玉虫色ナトニても可 然候歟、奴袴ハ平絹タルベシ、 平絹ハ羽二重ノ事に候歟、 但羽二重ヨリもよき物ニテも 平絹ノ名有之事ニ候や いろハ淺黄ニ局リ候歟是も 地紋さへ無之候ハバ、何様ニも 染申候哉、此段急御用ニ候 間被仰聞可被下候、以上、 十二月廿五日 佐々木介三郎 安藤主殿様人々御中 ----------------- 佐々宗淳が有職故実の専門家である安藤抱琴に「地下の服装」について質問をしている、という内容である。 |
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※原本は、茨城県立歴史館で保管